スタディツアーって御存知ですか。
いわゆる海外ボランティアツアーのことです。特に大学生に人気です。
大学生は夏休み・冬休み・春休みなど大きなお休みがあるので、計画を立てやすいですからチャンスが大きいです。


海外旅行に行くならわずかでもその国の人々に貢献したい、小さな国際交流・国際協力をしたい、 でも航空券だけで単身ボランティアに乗り込むほどの勇気はない・・・
いずれは旅行会社のツアーではなく、ひとりで行きたいが、まずは体験してみたい!


「行って良かった」「人生の宝物になった!」「新たな人生を切り開くきっかけになった」という人が非常に多いのもこのツアーの特徴です。
ツアーの期間は1~2週間。

アメリカやオーストラリアへのツアーもありますが、ベトナムやタイ、インド、バングラデシュなどアジア各国、アフリカへのスタディツアーが多いです。
孤児院訪問と交流、遺跡の修復のお手伝いやお掃除、環境保護活動など初めてでも十分役に立てる内容が用意されています。

上っ面の観光ではなく現地の人々との濃密な交流体験ができるのがこのツアーのいいところ。
また1人で参加する学生さんが多く(女性の割合がかなり高いです)、ツアー参加者どうしで助け合ったりしながら友人になっていきます。

帰国してからもやりとりが続く一生の親友ができることも多いそうです。

ボランティアというより「自分探しの旅」 「自分のアイデンティティーを再確認する旅」という一面があります。

本気のボランティアをしている人たちからは「海外ボランティアツアーなんて甘いっ!」「旅行会社にお金を落とすよりお金だけ寄付すれば?」「やる気があるなら国内ボランティアをやれば?」などと怒られるかもしれませんが、 まずはスタートしないとなにも始まらない!

スタディツアーは旅行会社のパッケージツアーが多数用意されています。
観光にボランティアをオプションで追加するプチボランティア体験もあります。
旅行会社としても普通の観光旅行よりも準備や手配が雑多になるので、スタディツアーの料金は高めです。
それにあなたの払った参加費用の一部は受け入れ先に寄付され、活動の運営費の一部となります。

日本語のしゃべれるスタッフがいますので語学をそれほど勉強しなくても参加はできますが、できるだけ努力をしてから渡ったほうが充実度は高くなるはず。
またツアー料金を払うからといって「お客さん根性」を持ったまま参加するのはやめましょう。 子供のようにあれこれ文句を言う参加者もいますが、ちょっとみっともないですよ。
汚れてもいいジャージなどの服装、バックパックなどゴロゴロと転がさなくていい荷物 (スーツケースは不便)などを準備しましょう。

では、どんな国のどんなボランティアツアーが用意されているか見ていきましょう。
そして気軽に参加しましょう。未知のツアーに申し込むときには少し勇気が必要ですが、 さらっと軽く乗り越えましょう。

応援しています。